この記事はこんな方におすすめ
- 「自分の労働時間を自分で記録しておきたい」
- 「何かあった時のために証拠を残しておきたい」
- 「会社のシステムとは別に、自分の記録を持っておきたい」
自分の労働時間、自分で記録してますか?


2022年4月の船員法改正で、船舶所有者には労働時間の記録・管理が義務化されました。労働時間管理システムを導入している会社も増えています。
でも、会社のシステムに記録されたデータは、あくまで会社のものです。
このアプリは、会社のシステムとは別に、自分の労働時間を自分の端末だけに記録するためのツールです。普段は使わなくてOK。お守りみたいなものです。
「航海勤務記録」でできること


ワンタップで記録開始・終了
画面の大きなボタンを押すだけで、作業開始と終了を記録できます。
作業の種類(当直・荷役・出入港など)は後から変えられるので、忙しい時はとりあえずボタンだけ押しておけばOKです。
途中で作業内容が変わった時は「種別切替」ボタンで、荷役→整備のように切り替えもできます。
後から入力もできる
ボタンを押し忘れた日や、まとめて記録したい時は、時間を手入力することもできます。
時間は時と分をそれぞれ選ぶだけ。キーボード入力は不要です。
夜勤で日をまたぐ場合も、25時・26時のように入力すれば自動で翌日分に振り分けてくれます。
写真も一緒に残せる
作業中の写真を記録に添付できます。写真の撮影日時(EXIF情報)を自動で読み取って、「この写真はこのセグメントの時間内に撮られたものか」を照合します。
写真は端末の中に保存されます。アプリが外部に自動送信することはありません。
GPS位置情報を記録できる
「現在地を追加」ボタンで、今いる場所の緯度・経度を記録できます。
「この日、この港にいた」ことの裏付けになります。任意なので使わなくてもOKです。
改ざんを自動検知
保存するたびに、記録の内容から「指紋」のようなコード(ハッシュ値)を自動生成します。
後から記録を書き換えると、この指紋が変わるので「元の記録から変更されたかどうか」が分かる仕組みです。
記録を修正した場合は、修正理由と修正前の指紋を履歴として残します。
安全臨時労働・緊急作業にも対応
船員法に基づいて、作業を3つに分類できます。
通常労働(当直・荷役・出入港など)は、1日14時間・週72時間の上限チェック対象です。
安全臨時労働(船員法64条1項)は、労働時間としては記録しますが、14時間・72時間の上限チェックからは除外されます。
緊急作業(人命救助等)(船員法68条1項)は、労働時間にカウントされません。別枠で記録されます。
電波がなくても使える
海の上でもオフラインで動きます。一度ホーム画面に追加すれば、電波がなくても起動・記録・保存のすべてが使えます。
データは端末の中に保存され、アプリが自動で外部サーバーに送信することはありません。バックアップは自分の操作で行います。
バックアップも簡単
端末の故障や機種変更に備えて、記録データをワンタップでバックアップできます。
LINEで自分に送る、メールで送る、Google Driveに保存するなど、端末の共有機能がそのまま使えます。
7日以上バックアップしていないと、画面にリマインドが表示されます。
使い方(3ステップ)


ステップ1:URLを開く
iPhoneの方はSafari、Androidの方はChromeで下のURLを開いてください。
https://maritime-log.maritime-utils.workers.dev/
ステップ2:ホーム画面に追加
iPhoneの場合:
Safariの画面下にある共有ボタン(□に↑のマーク)をタップ → 「ホーム画面に追加」を選ぶ → 「追加」をタップ。
Androidの場合:
Chromeの右上の「⋮」メニュー → 「ホーム画面に追加」を選ぶ。
これでホーム画面にアプリのアイコンが追加されます。次からはこのアイコンから開けます。
ステップ3:記録する
作業が始まったら「作業開始」ボタンをタップ。終わったら「作業終了」をタップ。
これだけです。
作業の種類は後から変えられますし、時間の修正もできます。まずは「ボタンを押す」だけ始めてみてください。
週次・月次で自動集計
記録したデータは「集計」タブで確認できます。
週次集計:1週間の労働時間を日ごとに棒グラフで表示。72時間を超えると警告が出ます。残業時間と概算残業代も表示されます(本給を入力した場合)。
月次カレンダー:月ごとの労働時間をカレンダー形式で表示。色の濃さで労働時間の多い日が一目で分かります。
データの書き出し
「出力」タブから、記録データを3つの形式で書き出せます。
CSV:Excelで開ける形式。日付・作業種別・開始終了時刻・労働時間などを一覧で出力します。
JSON:データのバックアップ用。別の端末に移したい時に使います。
詳細PDF:1日1ページで、セグメント・メモ・写真・GPS・ハッシュ値をすべて含むPDFを出力します。印刷して紙で保管することもできます。
よくある質問
Q. 会社にバレない?
外部サーバーへの送信をしない設計なので、会社のシステムに自動共有されることはありません。データは端末の中にだけ保存されます。
Q. 機種変更したらデータは消える?
端末を変えるとデータは引き継がれません。機種変更の前に「出力」タブからJSONバックアップを取って、新しい端末でインポートしてください。日頃からバックアップの習慣をつけておくと安心です。
Q. 会社の労働時間管理システムと併用できる?
できます。むしろ併用をおすすめします。会社のシステムには会社のルールで記録し、このアプリには自分の記録を残す。2つの記録を照合できる状態にしておくことが大事です。
Q. 写真やGPSは必須?
任意です。使わなくてもOK。ただし「何かあった時」を考えると、写真やGPSがあると後で事実関係を照合しやすくなります。
Q. 料金は?
無料です。広告もありません。
まとめ
この記事のポイント
- 会社のシステムのデータは会社のもの。自分の記録は自分で持つ
- ワンタップ打刻+後から入力の両方に対応
- 写真・GPS・改ざん検知で、後から事実関係を照合しやすくなる
- 電波がなくても使える。記録データは端末内に保存され、アプリが自動で外部送信することはない
- 普段は使わなくてOK。お守りとして持っておく
何かあってからでは遅いです。記録がなければ、なかったことにされます。
まずはホーム画面に追加して、1日試してみてください。
※本アプリは個人の記録・参考用であり、船員法に基づく公式の労務管理記録簿の代替ではありません。表示される基準値(1日14時間・週72時間等)は船員法の一般的な規定に基づくものであり、労使協定・就業規則等により実際の基準と異なる場合があります。