

この記事はこんな方に向けて書いてます
- 「問題のある内航船に乗りたくない」
- 「乗ってはいけない船会社のリストってあるの?」
- 「求人情報に騙されたくない」
- 「なるべく忙しくない船に乗りたい」
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※この記事は僕の主観に基づくものなので全ての会社が当てはまるわけではないです。
【必見】こんな船会社の求人には注意
極端に給料が安い会社or高い会社
給料が上がる見込みがある場合を除いて、給料が極端に低い会社は避けるべきです。
給料は仕事のモチベーションに大きく関わります。
また極端に給料が高い会社は、給料を高くしないと人が集まらない可能性のある会社(激務等)なので注意が必要です。




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電話の対応がまともじゃない
求人情報を検索して自分から電話を書ける場合や、会社からかかってくる場合などいくつかパターンがありますが就職する前に必ず会社の担当者と電話する機会があります。
陸上の会社ではあまり考えられないのですが、電話に出たら名乗らずにいきなり条件を伝えてくる担当者や、いきなりタメ口で高圧的な人などいろんな人がいます。
これから働くかもしれない人に対して、電話一つまともにできない会社はその程度なんだと僕は思ってしまいます。
そのかわり、僕も頂いた電話に対しては礼儀を尽くして対応します。
最低限のビジネスマナーすらできてない担当者のいる会社には注意しましょう。
電話応対で会社のレベルがある程度分かる
頻繁に求人情報がでている会社には注意
海のハローワークの求人を見ていると、毎月のように求人情報を出している会社があります。
理由があって人が集まらないか、人が入ってもすぐ辞めてしまう為毎回のように求人をかけてます。
僕も実際3年間海のハローワーク(旧secoj)を観察してましたが、求人を頻繁にかけている会社はあまり良い噂を聞かない会社ばかりでした。
船内でパワハラが横行しているのか、休暇が回らないのかはわかりませんが、人がすぐ辞めるのは理由があるし、人が集まらないのも理由があります。
改善する努力をしないで、人材を使い捨てのように使う会社には関わってはいけません。
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ホームページを持っていない会社
船の会社ではよくあるケースですが、令和のこの時代に自社のホームページすら持ってない会社は避けたほうがいいです。
制作に大した手間もかからないのに、あえてホームページを持たない古い考えの経営、もしくはサーバー代すらケチるような会社に飛び込んでいく必要はないと思います。
海のハローワークで求人登録をした際に、いろいろな企業からひっきりなしに電話がかかってきますが、企業は電話番号で検索されることの重要性をもっと理解したほうがいいと思います。
もしホームページがあったとしても、雑な作りをしていたり安っぽい印象であれば警戒したほうがいいと思います。


求人に企業名を公開していない会社
現在の乗組員に求人の状況を知られたくない等様々な理由があるとは思いますが、普通の会社であれば企業名を公開しないメリットよりデメリットの方が大きいです。
おそらく企業名で検索されると良くない情報(事故記録等)が出てしまうので公開していないのだと思います。
上記の理由から求人に企業名が出てない会社は避けるべきです。
事故歴のある会社
会社名をネットで調べると事故の報告書が出てくる場合があります。
事故は命に関わるので、過去に1度でも事故を起こした会社の船には乗るべきではないと僕は思います。

休暇が回っていない会社
組合船によくあるのですが、3ヶ月乗船・1ヶ月休暇の条件で募集が出てても、実際には半年~1年乗船という話がありました。
『休暇なんかいらないから稼ぎたい!』という方はいいかも知れませんが、大体はそうではないと思いますので、面接の際に必ず確認しましょう。


船員として会社をを選ぶときのポイント
転職を考えると、まずは求人サイトで検索したり、キャリア募集に登録して届く求人情報をチェックすることが多いですよね。
しかし、膨大な数の求人を目にすると「どこを選べばいいのか…」と迷ってしまうもの。
これは船会社を探すときも同じで、船員向けの求人サイトに登録すると、多くの会社からすぐにコンタクトがあることがほとんどです。
でも、陸上の仕事と違って、船の仕事は情報が少なく「どの会社がいいのかわからない」と悩むことも。
陸上職なら企業の知名度や取り扱う商品などで判断できますが、船会社は有名企業が少なく、比較しづらいのが現状です。
※もちろん、大手の船会社もありますが、中途採用はハードルが高いため、ここでは割愛します。
その結果、「どこも同じだろう」と考えて、条件の良さだけで会社を選んでしまいがちです。しかし、これは大きな落とし穴になることもあります。
本当に自分に合った会社なのか?
自分の能力を発揮できる環境なのか?
給与だけで決めてしまうと、実際に働き始めたとき「想像以上に忙しく、寝る暇もない…」という船に乗ることになりかねません。
せっかく船員としてのキャリアを積むのに、最初の選択で失敗してしまうのはもったいないですよね。
では、どのような点に注目して船会社を選べばいいのか?
転職時の判断基準について紹介していきます。
1. 船会社選びのポイント:見学
実際に船を見学してみましょう。
通常、船会社から連絡があり、面接を経て乗船する流れになります。しかし、人事担当者との面接だけでは、実際に働く船員の雰囲気や職場環境は分かりません。
船内のリアルな状況は、そこで働く船員にしか分からないことも多いのです。
そのため、面接の際に「船の見学を希望したい」と伝え、採用前に一度船員と直接話してみることをおすすめします。タイミングが合えば、ドックでの面接や船員との対話ができる機会もあります。
会社の人事担当者から話を聞くよりも、実際に働いている船員の声を聞く方が、船内の環境や雰囲気をより具体的に知ることができます。ぜひ、見学の希望を伝えてみましょう。
ただし、会社によっては見学が難しい場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
見学時に確認するポイント①:船の状態
船のコンディションをチェックしよう!
実際に船を見学してみると、サビだらけで傷みが激しい船に出会うこともあります。これは、船のメンテナンスをする時間すらないほど忙しい環境である可能性が高いです。
「メンテナンスする暇があったら寝る」という状況が続く船では、船員の疲労が蓄積しやすく、定着率が低い傾向にあります。頻繁に人が入れ替わるような船は、職場環境にも問題があるかもしれません。
こうした点に注意して、慎重に判断しましょう。
見学時に確認するポイント②:船内の雰囲気
船員同士の関係性をチェック!
船員の離職理由で最も多いのは「人間関係」です。そのため、見学時には船内の雰囲気や船員同士の関係性に違和感がないか注意しましょう。
ただし、船員はぶっきらぼうで言葉が荒い人も多いですが、それは単なる話し方のクセで、実は情に厚く、男気のある人もたくさんいます。
そのため、表面的な言葉遣いだけで判断せず、全体の雰囲気をしっかり観察することが大切です。
2. 船会社を選ぶ際のポイント:面接時
面接では何を聞けばいいのか?
船会社を選ぶ際、面接での質問は非常に重要です。以下のポイントをしっかり確認しておきましょう。
- 休暇日数
- 月の航海数
- 仮バース(岸壁での休み)の回数
- 給料(乗船中と休暇中の差)
- 乗船する船は固定か、それとも複数の船を回るのか
- 休暇は規定どおり取得できるのか
休暇日数
休暇の実態を確認しよう!
組合船の場合、労働協定で陸上休暇は 年間120日 と定められていますが、会社によって休暇制度は異なります。
また、最近の船員不足の影響で、休暇が思うように取れないケースも増えています。
例えば、面接時に「3ヶ月乗船して35日の陸上休暇」と説明されたのに、実際には 30日程度しか休めない ということもあります。
そのため、面接時に休暇制度の実態をしっかり確認することが大切です。
最近では「40日乗船、20日休暇」といった短期サイクルの会社も増えているので、自分に合った休暇制度を選びましょう。
月の航海数
月の航海数が多い=荷役作業が多い
航海数が多い船は、荷役作業が頻繁に発生し、休む暇もなくなります。
航海数の計算方法
1回の航海 = 荷物を積んで、目的地で荷揚げするまで
例)
千葉の製油所でガソリンを積み、北海道の室蘭で荷揚げする → これで1航海
月の航海数が15航海以上になると、ほぼ毎日荷役がある超ハードなスケジュールになります。
仮バースの回数
船員にとって最大の息抜きは仮バース!
船員の数少ない楽しみの一つが 仮バース(岸壁に停泊して休める時間) です。
しかし、忙しすぎる船だと 仮バースの時間すら取れない こともあり、ストレスが溜まります。
一般的には 最低でも月に1回 はあるものですが、船によっては 1ヶ月間まったく仮バースなし というケースもあります。
そのため、面接時には必ず 「月に何回くらい仮バースがあるのか?」 を確認しましょう。
※注意点
仮バースの頻度は 船長の判断次第 です。
中には「仮バースをほとんどしない」船長もいて、そういう人に当たると 最悪 です…。
給料
乗船中と休暇中で給料は変わる?
船員の給料は 乗船中と休暇中で違う ことが多いので注意しましょう。
休暇中は 航海手当や残業手当がつかない ため、実際の手取り額が大きく変わることがあります。
また、「給料が高いと思って入社したら、市民税や住民税を自分で手続きしないといけなかった」という会社もあります。
こういったケースでは、額面上の給料は高く見えても、実際の手取り額は前職と変わらない ということになりかねません。給与体系のカラクリには気をつけましょう。
乗船する船は固定か?複数の船を回るのか?
会社が複数の船を所有している場合、乗る船が 固定か、それとも複数の船を回るのか を確認しましょう。
固定乗船のメリット
- 私物を置いて帰れる → 休暇明けに荷物の準備が楽
- 部屋を自分仕様にカスタマイズできる
複数の船を回るデメリット
- 私物を毎回持ち帰らないといけない
- 休暇明けにどの船に乗るかわからない → 荷物の準備が大変
どちらが自分に合っているか、面接時にしっかり確認しましょう。
休暇は規定どおり取れるのか?
休暇が予定どおり取れるかどうかは超重要!
僕が一番重視するのは 休暇が規定どおり回るかどうか です。
理由は単純で、早く帰りたいから!(笑)
しかし、近年の船員不足の影響で 休暇が規定どおり取れない船 も増えています。
通常であれば 90日乗船 → 30日前後の休暇 が基本ですが、交代要員が見つからず、乗船期間が長引くケースもあります。
会社側も対策として 派遣の船員 を雇うことがありますが、それでも交代要員が確保できないことも…。
⚠ 最悪のケース
僕の知り合いで 9ヶ月間も乗船し続けた 人がいます。
さすがにこれはキツすぎます…。僕なら海に飛び込むレベルです(笑)
対策:面接時に希望を伝える!
僕は 「2ヶ月が限界」 と事前に伝えています。そのおかげで、今のところ問題なく休暇が取れています。
面接時には 「乗船期間の上限」 をしっかり伝えておくことをおすすめします。
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まとめ
船会社選びのポイント
- 電話応対は会社の信頼度を左右する重要なポイント
- 求人情報の頻繁な出しすぎ
- ホームページの欠如
- 企業名非公開
- 休暇日数や実際の取得状況を面接時に確認する
- 月の航海数が多すぎると休む暇がなくなるので要注意
- 仮バースの回数を確認し、息抜きができる環境か見極める
- 給料の仕組み(乗船中と休暇中の違い、税金負担など)をチェック
- 乗船形態(固定or複数)や休暇の確実性を確認し、自分に合った会社を選ぶ
上記のポイントは要注意です。またしっかりとした給料や社風、安全な職場環境を提供できる会社を選ぶことも大切です。

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