この記事はこんな方におすすめ
- 司厨の作るご飯を知りたい
- 船で出す料理の写真が見たい
- 司厨の仕事に必要なものが知りたい
1.こんな食事を作ってました!
以前、船上で出すのは家庭料理で十分です。
それには根拠がきちんとあって、頑張って珍しい料理を作ったとしても
普段から食べ慣れていないからか、食べてくれない人もいるからです。
例えばこんなのとか作りました。
エゾシカのロースト
八角の軍艦焼き
あんこうの唐揚げ
これらは北海道に入港した際に、
「せっかくだから地元の食材を出してあげたい」と思い作りました。
結果は半分ぐらいの人が食べて、半分ぐらいの人が残しました。笑
比較的人気があったのは
パエリア
ナシゴレン
台湾まぜそば
などは比較的人気がありましたが、残す人もいました。
なので、普通の家庭料理でいいんです。
2.司厨の仕事の必需品
司厨の仕事に必需品をお伝えします。
包丁
どの船にもだいたい包丁はおいてありますが、
手入れがされてなかったり使いづらかったりします。
仕事で長時間使うものなので、自分で揃えることをおすすめします。
- 三徳包丁
- ペティナイフ
- 柳刃包丁
- 出刃包丁
上の4本があればとりあえず困ることはないです。
包丁ケース
包丁を持ち運ぶために必要です。
転船等がある場合、頻繁に持ち運ぶことになるので、重たいボックスタイプのケースよりも
軽い布巻きタイプのものがおすすめです。
靴・エプロン・帽子
司厨の作業着みたいなものです。
会社から支給がない場合自分で揃えることになります。
コックコートを着たり、エプロンをしたり、人によってスタイルは様々です。
僕はエプロンとキャップのスタイルで仕事をしてました。
3.あると便利な調理器具
必需品ではないけれど、あると便利な調理器具です。
低温調理器
サラダチキンを作ったり温泉卵を作ったり何かと便利に使えます。
特にローストビーフはオーブンで作るよりも格段に美味しくできます。
様々なレシピはネットで検索すれば出てきますので使ったことがない場合でも大丈夫です。
また、機材のタイマー管理によって調理できるので、
他の作業と並行して調理ができるのもポイントが高いです。
鬼おろし器
普通の大根おろしじゃなくてちょっとあら目の大根おろしができます。
船内では、焼き魚を出す機会が結構あるので乗組員が飽きません。
急速スモーカー
ゆで卵をスモークしたり、カマンベールチーズをスモークしたりしてました。
刺し身を簡単にスモークして風味づけをしても面白いです。
個人的な酒の肴作りにも使えます。
4.個人的にあったほうがいいと思うもの
船内での生活も含め、個人的にあったほうがいいものです。
酔どめ
司厨は時化のときでも関係なく、ご飯を作らなければなりません。
なにかの匂いを嗅いだり、下を見て作業することが多いので酔いやすいです。
そのため、酔どめはお守り代わりに持っておいたほうがいいです。
アネロンが結構効く気がします。
ノートPC
献立の管理や食材の管理に使用します。
また空いた時間にゲームをやったりしてました。
iPad
ベッドの上で動画を見たりレシピを確認したりできます。
揺れる船内で、パソコンに向かって作業したくないときはタブレットがいいです。
食材の買い物に行くときのメモ帳代わりにも使えます。
ポータブルスピーカー
気分転換に音楽を聴くときに使ってました。
Bluetooth対応のワイヤレスのものがおすすめです。
wifi環境
船にwifi環境がある場合もありますが、速度が遅くて使い物にならなかったりするので
自分で持っておくことをおすすめします。
動画を観たりしてれば、100GBあっても足りないことがあるので、
できるだけ大容量を使えるものを選びましょう。
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